
2014年5月 ササの一斉開花を免れ、唯一チシマザサが残る群落 腰くらいの高さまである。

2016年7月 ササはふくらはぎくらいの高さまで、シカの採食に遭い、瀕死となっている。
「シカの採食圧の高い天然林における植生保全に向けた基礎的調査」として
H28年7月より 半年かかってようやく共同研究として立ち上げました。
Ashiu Sasa Quercus(アシュウ・ササ・クエルカス)共同研究チームと命名
共同研究メンバー間、及び、芦生の森の現状について 危機感を持ち
「何とかしなければ」との「想い」を持たれる方々に加わって頂き、
状況を把握することから、始めております。
どうか、御助言、御助力賜りますよう お願い申し上げます。
※以下に 活動記録を掲示していきます。
2016年(H28)5月29日 鹿の行動を調べるため、カメラ設置の下見
7月24日 カメラ設置・測量・植生調査

8月27日~28日 鹿防護柵用資材運搬・設置・植生調査

10月20日 実生について「単木ネット」 4か所、対照区3か所の 設置

12月3日 積雪期のためカメラの調整と植生調査、ササネット降しと植生調査、単木ネットの調整

これで 芦生の冬を迎えられます、ありがとうございました。
2017年(H29年)2月4日 研究地の積雪状態確認・カメラ交換。
H28年度の会計報告・H29年度の予算案・H29年度の調査予定等、意見交換会
4月9日(日)笹ネット上げ、新プロット地下見
5月3日(水(祝))単木ネット補修作業

5月20日(土)-21日(日)新プロットの資材荷上げ、設置、植生調査
7月27日京都新聞に取り組みが掲載されました。
8月26日(土)-27日(日)
植生調査(19区画)、単木ネット(ミズナラ実生の天然更新)調査、柵のメンテナンス、カメラの調整

11月11日(土)
植生調査(8区画)、単木ネット調査、ネットおろし、カメラのデータ・電池交換
2018年(H30年)1月1日~7日「煌きの森」平田有加 水彩画展にて 芦生ササクエルカスの活動も展示。
2月10日 研究地の積雪状態確認・カメラ交換。
H29年度の会計報告・H30年度の予算案・H30年度の調査予定等、意見交換会
3月25日(日)笹ネット上げ、新プロット地下見
4月29日(日)単木ネット補修作業
5月26日(土)-27日(日)新プロットの資材荷上げ、設置、植生調査
10月6日(土)ササネット植生調査
10月8日(月・祝)単木ネットミズナラ実生測定
11月10日(土)ササネット対象区植生調査・積雪期カメラ調整・
ササネットと単木ネットのネットおろし。